「1階を片付ければ何とかなる」
最初は家族全員がそう思っていました。
確かに外から見た限りでは、1階の居間や廊下に大量の物があることは分かります。
ところが階段周辺のゴミを減らし、ようやく2階へ上がってみると、その考えが甘かったことに気付きました。
2階の部屋にも大量の衣類や箱、雑誌、古い生活用品などが残されています。
二世帯住宅だったため部屋数も多く、収納もかなりあります。
一軒家一棟というより、「二軒分の片付けを同時にする」ような状態でした。
まず階段を使える状態にする必要があった
2階を片付ける以前に問題だったのが階段です。
段の端に物が置かれ、踊り場にも箱があります。
手すりの周辺にも荷物があり、安全に上り下りできる状態ではありませんでした。
そこで、最初に階段周辺から物を減らすことにしました。
簡単そうに思えますが、上から下へ物を運ぶためには、1階にも置き場所が必要です。
ところが1階もゴミでいっぱいです。
結局、玄関から階段までの搬出ルートを先に確保する必要がありました。
二世帯分の収納から次々と物が出てきた
表面に見えている物を減らした後、本当の大変さが分かりました。
収納です。
押し入れを開ければ布団や衣装ケースが何段も入っています。
クローゼットには衣類が大量に残り、棚の中には食器や生活用品があります。
以前二世帯で暮らしていたため、同じような物が複数ありました。
家族数人で週末に片付けましたが、なかなか終わりません。
2階から物を下ろす作業だけでもかなりの体力を使います。
家全体が対象になるほど大規模なら、岡山市でゴミ屋敷片付けならハートスタッフへ相談する方法もあります。ハートスタッフでは岡山市のゴミ屋敷片付けについて案内しており、一軒家に大量の不用品やゴミがある場合にも、まず状況を相談して片付け方法を考えることができます。
部屋ごとではなく動線から考えてみた
途中から片付け方を変えました。
「今日は和室」「次は寝室」という進め方ではなく、物を運ぶためのルートを優先したのです。
玄関から階段まで何もない状態にし、2階の廊下にも通路を作ります。
これだけで作業効率がかなり変わりました。
2階でまとめた物を、そのまま1階まで運べるからです。
ゴミ屋敷では、目の前のゴミを片っ端から袋へ入れればよいとは限りません。
特に二階建て住宅では、最終的にどこを通って外へ運び出すのかまで考えて片付ける必要があると実感しました。
家の半分だけ片付けても生活は変わらない
途中、「とりあえず1階だけ終わればいいのでは」という話も出ました。
確かに1階だけなら、かなり早く終わります。
しかし、2階に大量の物を残せば、根本的な問題はそのままです。
使わない物を2階へ移動させるだけになれば、数年後にまた同じ問題と向き合うことになります。
そこで時間がかかっても、家全体を対象に整理することにしました。
最後の部屋が片付いたときには、「やっと家一軒が終わった」というより、本当に二軒分終わったような疲労感がありました。
まとめ
二世帯住宅は部屋数や収納が多いぶん、ゴミ屋敷になると物量もかなり増えることがあります。
特に1階と2階の両方に大量のゴミがある場合、階段を使った搬出も必要になるため、家族だけでの作業は簡単ではありません。
目の前の部屋だけを見るのではなく、玄関までどう運ぶのかという動線を確保することも大切です。
そして、片方の階へ不要な物を移動させるだけでは根本的な片付けにはなりません。
家全体を確認してみて、自分たちだけでは何日かかるか分からないほどの物量なら、専門業者への相談も含めて現実的な方法を考えるとよいでしょう。

